啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

基礎研究の重要性を訴える大隅教授

Jiji.comの2016年10月07日18時49分のインターネットによる配信にゅによりますと、「「浮かれている場合ではない」=基礎研究の現状に警鐘−ノーベル賞大隅さん」との見出しで、以下のように伝えています。

東京工業大の研究組織「科学技術創成研究院」の発足式典が7日、横浜市緑区の同大で開かれ、ノーベル医学生理学賞に決まった大隅良典栄誉教授(71)が記念講演を行った。大隅さんは「私の研究は、20年前に始めた研究の成果。ノーベル賞学者が日本で毎年出ているなんて浮かれている場合ではない」と述べ、基礎科学を取り巻く現状に警鐘を鳴らした。(以下略)」<引用: http://www.jiji.com/sp/article?k=2016100700723&g=soc >


また、同じくJiji.comの2016年10月08日14時33分配信のインターネット記事によると、「基礎研究費、全体の15%=実用重視の傾向続く−ノーベル賞大隅さん、重要性訴え」という見出しで、以下のように伝えています。
ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった大隅良典東京工業大栄誉教授(71)は記者会見などで、基礎研究の重要性を繰り返し訴えている。だが、日本の自然科学分野で使われる研究開発費のうち、基礎研究の占める割合は13~15%にとどまる。専門家は「基礎研究は人間らしさを支える根本的なもの」と話している。(以下略)」<引用: http://www.jiji.com/sp/article?k=2016100800189&g=eco >