最近、日本経済回復を「K」字回復と表現する経済コラムをよく目にします。
「K」字回復って、何だろうと一瞬思いますが、どうも「K」の文字の形が「縦の棒」から「上」の方と「下」の方に、二手に分かれるようになっていることに依存するようです。
つまり中国経済の回復の恩恵を受けて日本の輸出業の業績の上方回復が目覚ましい一方、接客サービス業はコロナ禍の影響を直に受けて業績は下方に悪くなる一方で、景気が結局2局分化しているということのようです。
以下の説明がとても分かり易いです。
「コロナ禍からの回復は「K字型」に――。こうした指摘が市場で説得力を増している。急回復する「V字型」、時間がかかる「U字型」、低迷を抜けられない「L字型」といった議論よりも、強いところがより強く、厳しいところはさらに落ちていく二極化の議論だ。それを上向きと下向きが離れていく「K」の形になぞらえる。」
引用:
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62445810X00C20A8K10700/