啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

() 「立ち食いそば」とコロナ禍

 静岡県のJR三島駅の新幹線ホームにある桃中軒の「立ち食いそば」は、その少々甘めの出汁の効いた汁と、サクラエビかき揚げかシラスのかき揚げの「天ぷらそば」が絶品です。そば麺は、繋ぎが多めに入っているせいか「そば」粉の美味しさを十分に引き出しているとは言えないものの、500円ちょっとで食べるとすれば、到底文句の言えない逸品ではないかと思います。

 同じJR三島駅の南口の改札口前の「立ち食いそば」も、経営母体は違うんでしょうが、少し辛口の出汁でそば麺も美味しいです。同じ隣のいわゆる駿豆線三島駅の「立ち食いそば」も美味しいです。人によっては、この「立ち食いそば」を勧める人も多いです。

  JR三島駅の新幹線ホームに駆け上がって、桃中軒の「立ち食いそば」を目指して走ったものの、コロナ禍で「臨時営業停止中」でした。かなり前から営業停止のようでしたが、それとも知らずに無邪気に一目散と駆け足で向かったのでした。

 やはり、コロナ禍の影響は、感染者数の増大や感染地域の拡大だけでなく、日常生活の非常に根深いところまで影響が大きく出てきており、単に「with コロナ」という表題だけでは測り知れない次の社会を模索せざるを得ない状況に来てしまっているように思われます。