ヨーロッパを中心に、「SUMMER」と呼ばれる海洋研究の大きなプロジェクトが進行しています。そのWork Plan 5 (WP5)の一員に入れてもらって、海洋メタゲノムから有用遺伝子や酵素を探し出すというタスクを実行しています。
ただ、新型コロナ(COVID-19)のため全世界的に大学キャンパスがロックダウンされており、今年2020年の2月の後半や3月初頭から現在に至るまで、プロジェクト進行が止まっています。
ここサウジアラビアの大学KAUSTも同様です。ちょうど、本日にSUMMER WP5のテレビ会議がありました。ドイツ、スペイン、ノルウェー、イタリアそしてサウジアラビアを繋いでの約1時間半のテレビ会議でありましたが、もう十分以上に有意義なものでした。
この新型コロナの状況が許され次第、プロジェクト再開で合意をしたものの、本年10月にノルウェーで進捗報告会(プログレス・レポート)を「in person」(実際に集まって面頭向かってする会議)でヤルコtが予定されましたが、誰も確約できないという状況でした。
とにもかくにも、新型コロナ禍が終息しなければ、プロジェクトも前に進めないことが一層はっきりした本日の会議でした。