啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

ブラジルのデモにみる「政策選択」の重要性

 ブラジルで、簡単に言えば「サッカーのワールドカップで巨大な財政支出をするくらいなら、もっと大切な勤労者の所得があがる経済政策や社会の治安が保たれるような政策にお金を使え!」という大規模デモが発生しています。
 たしかに、気がつくと、日本でも限られた財源の中で、道路や新幹線の建設よりも、24万人もの老いた国民が入居を待っているという特養施設を新設するほうが緊急性があるように思われます。
 少なくとも、どちらをとるかという選択ができるような状況がなければなりません。