啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

アベノミクス・三本の矢

アベノミクス・三本の矢」に関するアクセスが多いようなので、1月24日の本記事を少し分かりやすく成形して、先のように再掲させていただきます。
アベノミクスの「3本の矢」とは、ご存知のように、
(1)「金融政策」・
(2)「財政政策」・
(3)「成長戦略」
です。

簡単に言えば、
(1)「金融政策」が日本銀行で、
(2)「財政政策」は財務省あるいは内閣全体で、そして
(3)「成長戦略」が民間企業が、
 それぞれに主役となる政策です。

 たとえば、
(1)「金融政策」では、政府の共同政策による「目標インフレ(ターゲッテッド・インフレ)2%」や「円安への誘導政策」が、その中心的な施策となります。また、
(2)「財政政策」では、「超大型の補正予算」などが目玉となります。(3)「成長戦略」では、その中核は「規制緩和」となるのでしょう。

 いずれにしても、この「3本の矢」という切り口を明確に意識して、発表される施策を捉えていきますと、安倍政権の方向性がよく分かるだけでなく、それからのブレさえも理解しやくなります。