啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

中国の科学論文シェア急上昇

「中国の科学論文シェア急上昇 米国と「2強」に 日本は急落、3位が2領域だけ」の見出しで毎日新聞(5月6日(月)5:32配信)をyahoo

ニュースで紹介していました。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190506-00000005-mai-sctch

 

これによりますと、

2015~17年の質の高い科学論文の国別シェアで、中国が理工系の151研究領域のうち71領域で首位を占めていることが、国立研究開発法人「科学技術振興機構」(JST)の分析で分かった。残りの80領域は米国が首位で、最先端の科学研究で米中両国の2強体制が鮮明になった。一方、日本は上位5位以内の研究領域の数が約20年前に比べ激減しており、相対的に研究力が低下している現状が浮き彫りになった。」

とのことです。

  日本の人口減と研究費の減少が続いて行くことから、科学論文の米中2局体制はこれからしばらく続くものと思います。