2013年１月12日に配信された朝日新聞デジタル記事によりますと、政府は、総合科学技術会議に予算配分権を付与するための法改正を目指すとしています。
＜引用：「科学技術会議に予算配分機能 甘利経済再生相が表明」朝日新聞デジタル2013年1月12日12時29分配信＞
「甘利明経済再生相は１２日、総合科学技術会議（議長＝安倍晋三首相）の権限強化のため、必要な法改正を目指す考えを示した。安倍内閣は１１日に閣議決定した緊急経済対策で医療など先端科学分野への支援を打ち出しており、科学技術政策の司令塔である同会議を強化し、「アベノミクス」を後押しするのが狙いだ。」
「東京都内で記者団に明らかにした。同会議は、首相のほか関係閣僚や有識者がメンバー。甘利氏は「事実上、（同会議に）企画権限がなく、予算の配分権限もない」と指摘。「科学技術の基本的な方向性を決める（政策の）予算配分機能を持たせないと、司令塔になるのは難しい」と語った。担当の山本一太科学技術相と調整し、改正案を早期に国会に提出したい考えだ。」
「同会議をめぐっては、野田前内閣も企画立案機能を強化する法案を昨年１１月に国会提出したが、衆院解散に伴い廃案になっている。」
（http://www.asahi.com/politics/update/0112/TKY201301120060.html?ref=reca）
